やってきました年度末商戦。
3月は毎年スマホが一番安く買える時期です。
ということで、2020年3月現在の各キャリア寝かせ回線の最低維持費を考えてみたいと思います。
前回のauに続き、今回はドコモについて考えます。
寝かせ回線の条件
今回想定しているのは、OCNモバイルONEで使用する端末を購入するために一時的に契約するだけ。
メインで使用するのはあくまでもOCNモバイルONEで、端末をゲットするのが目的です。
ただし、契約後に短期解約するとブラックリストに乗る可能性が高いので、最低限のプランで1年間は維持します。
また新規で契約してそのまま純解約する、つまりMNPの転入・転出は無いものとします。
契約は1回線のみで、複数回線契約の割引も使用しません。
条件をまとめると次のようになります。
・端末を購入するために一時的に契約する
・メインで使用する回線はOCNモバイルONE
・最低限のプランで1年間維持する
・新規で契約して純解約する
・契約は1回線のみ
最低限の料金プラン
まずは最低限の維持費で済ませるための料金プランです。
ドコモはギガライトで、月額料金は2,980円(税抜)、データ通信は1GBまでで音声通話は通話した分だけかかる料金プランです。
ドコモは契約月が日割請求、解約月が全額請求なので、月初に契約して1年間維持すると次のようになります。
2,980円×12カ月=35,760円(税抜)
契約・解約に必要な手数料
次に事務手数料です。
維持費として月額料金の他に契約・解約時の手数料も考える必要があります。
ドコモを新規契約する時には契約事務手数料3,000円(税抜)が必要です。
また解約時には、2年縛りの違約金1,000円(税抜)がかかります。
つまりドコモを契約すると、毎月の維持費に契約時・解約時の手数料が上乗せされます。
3,000円+1,000円=4,000円(税抜)
ドコモ寝かせ回線の最低維持費
ドコモで新規契約して1年間寝かせ、純解約した場合の最低維持費は次のようになります。
35,760円+4,000円=39,760円(税抜)
税込で43,736円です。
お店で安売りしているスマホが10,000円だった場合、維持費約44,000円を含めると54,000円で買うことになるのです。
また、OCNモバイルONEでドコモ端末を使う場合、SIMロック解除は不要です。