先日、iPhone SEの購入と同時にLINEモバイルのソフトバンク回線で、データSIMを契約しました。
そのデータ回線、よくよく見たら020で始まる電話番号でした。
020で始まる電話番号って何?
携帯電話の電話番号は090や080で始まる番号が一般的です。
また、以前はPHSに使用されていた070で始まる電話番号も、最近は携帯電話に使用されています。
それでも携帯電話の契約者が増えて番号が枯渇してしまうということで、2017年10月からM2M(Machine to Machine)のサービスで020で始まる電話番号が使われ始めました。
M2Mは自動販売機やATM等を含むデータ通信専用のサービスなので、020で始まる電話番号が音声通話SIMに割り当てられることはありません。
ちなみに020で始まる電話番号、実は昔ポケベルに使われていたみたいです。
番号自体もレアな感じ
今回データ回線で割り当てられた020で始まる電話番号、番号自体も5が続くゴーゴーゴーみたいな面白い番号でした。
020で始まるゴーゴーゴーな電話番号、これはなかなかレアな感じと喜びましたが、もったいないことに意味が無いのです。
何故ならデータ通信専用の回線、電話番号を人に教える機会が無いのです。
また、データ回線はMNP(ナンバーポータビリティ)で他の通信サービスに移動することもできません。
LINEモバイルのデータ回線を契約している間だけ、ムフフと思いながら使うしかないのです。
020で始まる電話番号のメリット
020で始まる電話番号、ひとつだけ良いところがあります。
それはユニバーサルサービス料がかからないのです。
ユニバーサルサービス料は2018年10月現在、通信サービス1回線当たり2円かかります。
大手キャリアでも格安SIMでも、音声SIMでもデータSIMでも、月額2円が請求額に上乗せされます。
ただし、020で始まる電話番号のデータ回線だけはこの月額2円が上乗せされないのです。
たとえ月額2円でも1年で24円、5年間で120円。
大したことない金額ですが、少しでも安くなるのはいいですね。
まとめ
020で始まる電話番号は、データ通信専用の回線に割り当てられる電話番号です。
この電話番号にデメリットは無く、090や080で始まる電話番号のデータ回線と同じように使用できます。
また、020で始まる電話番号はユニバーサルサービス料がかからないというメリットもあります。
いいことづくしの020で始まる電話番号ですが、自分から選ぶことはできないので、割り当てられたらラッキーくらいに思っておきましょう。