前回の記事の通り、OCNモバイルONEは新料金プランを発表しました。
この新料金プランでOCNモバイルONEを寝かせ回線とした場合の、2019年11月現在の最低維持費を考えてみたいと思います。
OCNモバイルONEはNTTコミュニケーションズが提供する格安SIMのサービスです。
Amazonやgoo Simsellerのオンラインショップでは、OCNモバイルONEの音声対応SIMとセットでスマホが安く買えます。
今回はUQモバイルで使用する端末を購入するためにOCNモバイルONEの音声対応SIMを一時的に契約することを考えてみます。
メインで使用するのはあくまでもUQモバイルで、端末をゲットするのが目的です。
契約したOCNモバイルONEは最低利用期間を過ぎれば違約金がかからないので、最低限のプランで維持して7カ月目に解約します。
また、OCNモバイルONEを新規で契約してそのまま純解約する、つまりMNPの転入・転出は無いものとします。
OCNモバイルONEの契約は1回線のみで、複数回線契約の割引も使用しません。
条件をまとめると次のようになります。
・端末を購入するためにOCNモバイルONEの音声対応SIMを一時的に契約する
・メインで使用する回線はUQモバイル
・最低限のプランで維持して7カ月目に解約する
・新規で契約して純解約する
・契約は1回線のみ
最低限の料金プラン
OCNモバイルONEを最低限で維持するための料金プランはデータ容量1GBの音声対応SIMです。
データ容量1GBの音声対応SIMは月額1,180円(税抜)でデータ通信は月間1GBまで、音声通話は通話した分だけかかる料金プランです。
OCNモバイルONEは契約初月が無料、解約月が全額請求なので、7カ月間維持すると次のようになります。
1,180円×6カ月=7,080円(税抜)
契約・解約に必要な手数料
OCNモバイルONEを新規契約する時には契約事務手数料3,394円(税抜)が必要です。
OCNモバイルONEは最低利用期間を過ぎれば違約金がかかりません。
つまりOCNモバイルONEを契約すると、毎月の維持費に契約事務手数料が上乗せされます。
契約事務手数料:3,394円(税抜)
OCNモバイルONEの最低維持費
OCNモバイルONEを新規契約して7カ月間寝かせ、純解約した場合の最低維持費は次のようになります。
7,080円+3,394円=10,474円(税抜)
例えば現在、OCNモバイルONEのキャンペーンで安売りされているHUAWEIのnova lite 3は一括1円なので、端末代と維持費を合わせて約12,000円(税込)で購入できてしまいます。
SIMフリーのnova lite 3は約18,000円(税込)なので、OCNモバイルONEを音声対応SIM込みで購入した方が安いのです。